ユベントス、A・サンドロが再び太腿の負傷により戦線離脱か? ピルロ監督の解決策は…
ベルナルデスキとフラボッタには先発のチャンス到来?
ユベントスは、現地時間14日に行われたセリエA第27節のカリアリ戦を3-1の勝利で終えた。
しかし、一つだけネガティブな出来事があった。ビアンコネーリのDFアレックス・サンドロの負傷だ。
同選手は、FWクリスティアーノ・ロナウドがトリプレッタを達成した直後に左足の太腿を痛めて前半34分に負傷交代。再び戦線から離脱することになった。
このブラジリアーノは右足太腿の負傷によりシーズン序盤戦の約1カ月半を欠場。さらに今年1月には、新型コロナウイルスの影響から約3週間ピッチを離れることとなっていた。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』によると、今回の負傷によりA・サンドロは今後、J|Medicalで検査を受けながら足の状態を確認していくという。
いずれにしても、指揮官のアンドレア・ピルロにとってはまたしても選手の負傷により頭を抱えることになったのは間違いない。
また、カリアリ戦では、A・サンドロと交代で左SBに入ったMFフェデリコ・ベルナルデスキが相手に裏を突かれて失点。カリアリのアタッカー陣に攻め入る隙を与えてしまった。
ピルロ監督は以前からベルナルデスキを同サイドで起用する新たな試みも見せてはいるが、現段階では適応までに時間を要する印象は否めない。
これまではDFジャンルカ・フラボッタが先発する時期もあったが、攻守における貢献度を考慮するとA・サンドロがファーストチョイスと言って間違いないだろう。
ただ、そのA・サンドロを欠く以上、起用については解決策を見出す必要がある。
ベルナルデスキかフラボッタか。もしくは、これまで両SBを務めてきたダニーロにもう一度左サイドを任せるのか。
勝利が必須となっているカンピオナート終盤戦に向け、左SBにおけるポジション争いにも注目が集まりそうだ。