Corriere dello Sport

「舞い込んだオファーに揺れることはなかった」

イタリア代表で復活の兆しを感じさせたFWフェデリコ・ベルナルデスキ（26）だが、ビアンコネーリでは「完全復活」には程遠い状況だろう。

もうひとりの「フェデリコ」、キエーザ（23）はアンドレア・ピルロ監督のフットボールに適応し、輝きを放っている。

そのため、ベルナルデスキには今冬のメルカートで移籍する噂が後を絶たなかったのが現状だ。

イタリア紙『Corriere dello Sport』は7日、ユベントスの背番号「33」は舞い込んだオファーをすべて断ったことを伝えている。

同紙は「ベルナルデスキには国外からヘルタ・ベルリン、国内ではナポリ、そしてMFアレハンドロ・ゴメス（32）とのトレード話が持ち上がっていた」

「しかし、このイタリア代表FWは愛するユベントスを離れるつもりはない。舞い込んだオファーに揺れることはなかった」と報じた。

また『Gianluca Di Marzio』も同様の内容の記事を掲載し「現在のユベントスは、選手の意志を第一に尊重しているクラブだ」

「ベルナルデスキはビアンコネーリで輝く意志を抱いており、本人の意志がなければ今冬のメルカートでの移籍はないだろう」と付け加えた。

ユベントスの背番号「33」は現在、後半終盤の限られた時間帯での出場に留まっているが、与えられたチャンスの中で輝くことこそが真の「復活」に繋がるはずだ。