ユベントスに大打撃! 今季終了までスタジアム収入ゼロなら推定8000万ユーロの損失へ
2020/12/12
toronews
セリエAの損失額は合計で推定3億7000万ユーロに
世界中のサッカークラブに計り知れないほどの経済的打撃をもたらしている新型コロナウイルス。
中でも、無観客試合によりスタジアム収入がないことは、セリエAのクラブも頭を悩ませている大きな問題の1つだが、その影響を最も大きく受けるのがユベントスだという。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』が9日に報じている。
無観客試合を行うことは、ピッチでプレーする選手たちにとって好ましいことではない。
しかしそれは、選手たちに給料を支払わなければならないクラブにとっても大きな痛手なのは明白だろう。
スタジアム収入とは、チケット料だけではない。
年間シート席料やスポーツホスピタリティ、物品販売やスタジアム観戦ツアーなども含まれ、その収入額はクラブ全体の約15%を占める割合とされている。
イタリア政府は9月の半ば、コロナウイルス感染拡大防止策で、セリエAの観客収容人数を一時1000人という制限を設けてスタジアムへの観客動員を試みた。
ところが、欧州を再び襲った新型コロナウイルスの第2波を受けて、10月の終わりに再び観客の動員を中止。
現在も欧州各地で新型コロナウイルス感染拡大の波が広がっており、有観客試合の開催は未だ見出せない状況が続いている。
同紙によると、万一このまま無観客試合で今シーズンを終えることになった場合、セリエAの20クラブは合計で推定3億7000万ユーロもの損失を出す結果となるようだ。
コメント
記事の一部を修正しております。
ご指摘くださった方、ありがとうございました。
バランスシート見直すいい機会
えぐい….えぐい…..