リッピ「セリエAは、よりバランスが良くなった」
2015/09/09
ユーべは依然と優勝候補の一角
マルチェロ・リッピは、今シーズンのセリエAは近年と比べて、よりバランスが保たれていると考えているようだ。
昨シーズンの王者であるユベントスは、ウディネーゼとローマに敗戦し、開幕2連敗を喫してしまった。しかし、元ユベントスの指揮官であるリッピは、ユベントスが優勝候補から外れたとは考えていないようだ。『Premium Sport』のインタビューにリッピが答えた。
「まず感じたことは、セリエAはよりバランス良くなったということだ。ローマは2,3人の素晴らしいプレイヤーを連れてきた。もちろん、ナポリとユベントスも同じようにね。」
「今シーズンも始まったが、ユベントスが2位に少なくとも15ポイント以上も差をつけて、過去2回のスクデットを勝ち取ったことを忘れてはならない。だから、6ポイント程度で彼らに対する恐怖が無くなるわけがない。私はユベントスが常勝軍団であるとは言っていないが、彼らはきっと改善して調子を上げてくるだろう。」
ユベントスの開幕2連敗に驚いているのは、クラブやサポーターだけではなく、元ユベントス関係者や他クラブの人間も同様なようだ。最近は、ぺぺやカモラネージ、バセッリ、ペレグリーニなどがコメントを残しているが、依然として”ユーべは復調する”と声を揃えている。
4年間に渡り、イタリアを支配してきたユベントスの強さは、メンバーが代わったことで”変化”してしまったかもしれないが、周囲のコメント通り、すぐにチームのリズムや形を確立させ、今季も素晴らしい試合を見せてくれるだろう。
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