コラム:いま「ユベントス」の下部組織がおもしろい! Bチーム発足が育成の転機に
2020/10/11
著者:J-JOURNAL 編集部 Nori Miyagi
英紙が選ぶ若きタレントにビアンコネーリから2選手がIN
いま、ユベントスの下部組織は近年まれに見る優秀な若手の宝庫となっている。
2018年のセカンドチーム(U-23)発足が、若手成長の後押しとなった印象を大いに受ける。
そして、トップ昇格を期待される逸材がセカンドチームに多くいるように、プリマヴェーラ(U-19)にもスター候補がひしめいている。
育成部門の強化が、少しずつ形になってきた証だ。
先日8日、イギリス紙『The Guardian』が毎年紹介している世界のフットボール界を代表するヤングタレント60人が発表され、そこにユベントスから2選手が選ばれた。
過去、ビアンコネーリからは、2019年にFWパブロ・モレーノ(現ジローナ/マンチェスター・シティからローン)、2018年にニコロ・ファジョーリ(現ユベントスU-23)、2017年にモイーズ・キーン(現PSG/エバートンからローン)が選出。
そして、2020年の今年は、プリマヴェーラ(U-19)に所属するMFファビオ・ミレッティ(17)とFWサミュエル・イリング(17)が数多くのタレントと共に同メディアの「リスト」に名を連ねた。
ミレッティは、今夏ビアンコネーリのU-17からU-19へと昇格した逸材。一方のイリングは、チェルシーのU-18からユベントスへと加入した才能あふれるアタッカーだ。
どちらも2003年生まれの17歳。ユベントスが将来に期待をかけるスター候補である。
当コラムでは、『The Guardian』の「ネクスト・ジェネレーション2020」に選出されたビアンコネーリの2選手に加え、筆者が独自の見解で選んだプリマヴェーラの才能を紹介する。