アタランタ指揮官ガスペリーニ、ユベントスとの対戦は「PSG戦を想定したテストマッチ」
2020/07/11
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今は非常に素晴らしい結果とパフォーマンスが出せている
クラブ史上113年ぶりの快挙となるリーグ9連勝中のアタランタ。
現在3位まで順位を上げた飛ぶ鳥を落とす勢いのデア(アタランタの愛称)は次節、1989年10月8日以来勝利から見放されているユベントスとのアウェイ戦に挑む。
この試合の前日に記者会見の席に座った指揮官のジャン・ピエロ・ガスペリーニは、この一戦を「チャンピオンズリーグ(CL)に向けた大事なテストマッチ」と位置付け、イタリア王者との対戦に向けて気合を入れた。
イタリア紙『TUTTO SPORT』をはじめとする複数のメディアが、現地時間10日に開かれた前日記者会見での同監督の発言を伝えている。
この日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝、準決勝の組み合わせ抽選会の結果、大会ベスト8でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦することが決定したアタランタ。
この結果を受けて、ガスペリーニ監督は、「明日の試合はCLに向けて、我々のレベルやアプローチを理解するための大事な一戦となる。ユベントスも優勝候補の1チームなんだ」
「だから、PSGとの対戦を想定したシミュレーションをしてみるつもりだよ」と、ユベントスとの一戦を大事なテストマッチと位置付け、意気込んだ。
また、2位ラツィオとのスクデット争いに関しては、「ユベントスにはスクデットを手にするためのチャンスと高い意欲がある。これは、ラツィオと比べて大きなアドバンテージだ」と語り、ユベントスの方が有利だという見解を示した。
再開後、セリエAのチームの中で唯一全勝を飾っているのがアタランタだ。
そのデアの選手たちのコンディションについて、ガスペリーニ監督は、「今は非常に素晴らしい結果とパフォーマンスが出せている」と満足感を示した。