キエッリーニ「過去12年で最も重要な試合」
CL準決勝の重要性を語る
サンチャゴベルナベウで行われるCL準決勝2ndレグのレアル・マドリード戦が、過去12年間で最も重要な試合になるとDFジョルジョ・キエッリーニが語った。1stレグで昨季王者を相手に素晴らし試合を見せたユベントス。6月にベルリンで行われる決勝へコマを進めるためには、敵地スペインでの試合を乗り越えなければならない。
キエッリーニはR・マドリー戦に向けた意気込みを『Sky Sports』で語った。「水曜日の試合が待ち遠しいよ。私がユーべに来てから10年間、クラブとしては過去12年間の内で最も重要な試合になるだろうね。我々は試合や大会毎に成長を重ね、ベスト16と準々決勝を突破し、自分たちの実力を確認することができた。決勝に行くためには、越えなければならない戦いがあり、最高のパフォーマンスが必要になる。とても厳しい戦いになるだろうけど、95分間戦い抜く準備ができているよ。」
続けて、敵地サンチャゴベルナベウで失点しないことが重要だと語った。「8万人ものサポーターがいて、スタジアム全体がアウェイとなるのは分かっているよ。だから、彼らにプレッシャーを与えるべきだろう。とは言っても、彼らはこういった大会には慣れているだろうから、あまり影響は受けないかもしれないね。無失点で勝利するのは難しいことだと分かっているけど、バックからしっかり仲間をフォローすることが必要だ。」
リボルノから2005年にユベントスへ移籍した30歳のDFキエッリーニ。キエッロ(愛称)と呼ばれ、ファンから愛される同選手は、ユベントスへ加入当初、左サイドバックを専門職としていたが、徐々にセンターバックも熟すようになり、2007-2008シーズン以降はセンターバックとして不動のレギュラーを維持している。先日の1stレグでは頭部から出血するほどアグレッシブであったが、2ndレグではスリップせずに安定したディフェンスを期待したい。