決勝進出を見据えるバルザーリ「夢を持つことはいつだって美しい」
2015/05/10
昨年のチャンピオンズリーグ覇者レアル・マドリードにホームで2-1の先勝を挙げ、2ndレグが待たれる。これを切り抜ければ残りは1試合。チャンピオンズリーグ決勝、ビッグイヤーに大手をかけることになる。しかしながら、スクデット獲得を既に決めてしまったユベントスは、セリエAのここ数試合で調子を落としているように見受けられる。シーズン終盤に差し掛かり、どのクラブも躍起になっていることは想像できるが、昨日行われたカリアリ戦を1-1のドローに終えてしまったことは、今のユベントスにとってプライドに触ってしまう結果となったことだろう。それでも水曜日のサンチャゴ・ベルナべウでの試合に向け顔を上げなければならないユベントス。
DFのアンドレア・バルザーリはこの状況を次のように語っている。『SKY Sports』に対してコメントを残した。
「僕らは既にスクデットを決めている。この状況を踏まえれば、今僕らが集中すべき戦いは水曜日のレアル・マドリード戦だろうね。何も恐れてはならない。しかし、とても難しい試合になるだろうね。」
「セカンドレグでは持てる力を全て出し切らないといけないよ。もちろん、トニ・クロースの怪我が状況を左右しないとは言い切れない。ただ、だからといって僕らの姿勢が変わることはないさ。」
「決勝に進むことが出来ればこれほどの成果はないだろうね。夢を持つことはいつだって美しいことだ。そして、夢はいつか実現する。僕らは正直、レアルのような選手のレベルには達していないだろう。でも今の僕らも強力なクラブとして堂々と立っている。」
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