アッレグリ「ジェノアはアドバンテージを持っている」
ジェノア戦を前に意気込みを語る
日本時間で本日の23時にキックオフを迎えるジェノア戦。ユベントスは、敵地シグナル・イドゥナ・パルクでの快勝から、それほどの時間を掛けることが出来ないままジェノア戦を迎えることとなった。しかし、真のビッグクラブであれば、過密日程を上手くこなしていかなくてはならないことは選手も監督も十分に理解しているはずだ。
本日のジェノア戦を前に開かれた記者会見に出席したマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、記者の質問に応じながら次のように意気込みを語っている。アッレグリ監督は、ドルトムント戦の振り返りで始め、次のようにコメントした。
「我々は、チャンピオンズリーグにおいて1回戦を突破し、次なる準々決勝のラウンドに向け準備を進めていかなければならない状況にいる。しかし、今は目の前にあるジェノア戦に目を向ける必要があるね。」
「ジェノアは、これまでアウェイの試合で20点もの勝ち点を獲得してきたクラブだ。さらに、ここ7試合で彼らは1度しか敗戦を喫していない。この試合における彼らのアドバンテージは、丸々1週間を通して準備してこれたことだろう。そして、今季我々を倒した(1-0。今季ユベントスが喫した唯一の敗戦)こともそうといえるだろうね。」
「我々にとっては、この先に待っているホームでのエンポリ戦(4/4)とアウェイでのパルマ戦(4/12)が重要なキーポイントになってくるはずだ。また、コッパ・イタリア準決勝のフィオレンティーナ戦(4/7)も待っている。しかし、試合というものは勝利するためにあるものだ。ジェノア戦はタフなものになり、相手にプレーを許してはならない。」
過密日程の中のリーグ戦は、身体的な疲労が影響してくるだけでなく、精神的にもタフなものになる。気持ちの切り替えが上手くいかなければどこかで歯車が狂い、調子を落としかねない。普段ベンチに座ることの多い選手を積極的に起用していくのも手なのかもしれない。