ネドベド、モナコとの対戦に「アッレグリを信じよう」
抽選後、ネドベドが対戦相手についてコメント
ネドベド氏は、4月に行われるCL準々決勝の対戦相手であるモナコとの試合に、ユベントスが勝つことを信じているが、同時にフランスのリーグ1で活躍しているモナコを警戒している。
現在フランスの一部リーグで4位のモナコは、ベスト8でアーセナルが優勢かと想定されていたが、それをひっくり返し、ロンドンで見事な試合を繰り広げた。結果アウェイゴール差でアーセナルに勝利している。
ネドベド氏は抽選後、メディアのインタビューに応えている。「モナコはアーセナルに対して素晴らしいパフォーマンスを発揮していた。特にエミレーツスタジアム(アーセナル本拠地)での試合は本当に素晴らしかった。彼らは本当に強いチームだ。我々は気を引き締めて臨まなければならない。」
しかし、ベスト8でドルトムント相手に素晴らしい試合を行ったアッレグリ監督のチームが欧州で飛躍できることを信じているようだ。
「我々は欧州でここまで上手くやっているアッレグリを称え、信じるべきだね。彼とスタッフ達は素晴らしい仕事をしている。そして、アッレグリは自身の持っている知識をしっかりと選手達に伝えることが出来ているね。」
最後にネドベドはチームがここから2カ月半は集中を維持するべきだと促した。「現在我々はシーズン途中であり、2,3人の重要な選手が負傷離脱している。リーグ戦はまだ終わっていない。我々はあらゆる試合で戦っていかなければならないんだ。」
ベスト8に残っているチームの顔ぶれを見ると、今回の対戦相手がモナコに決まったことは、ユベントスにとってかなりポジティブな抽選結果と言えるだろう。しかし、ネドベド氏のコメント通り、リーグ戦への集中を欠くべきではないし、ポグバ、ピルロ、アサモアといった重要な選手が負傷している中、CLとコッパ・イタリアにも集中しなければならないユベントスにとって、苦しい時期であるのは事実。このような現状を踏まえ、ドルトムント戦で見事な采配・試合運びを見せたアッレグリのマネージメント能力に注目したい。