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本人はトリノ行きを熱望

ビアンコネーリはインターナショナルマッチウィークによる中断期間が明けると、現地時間19日にボローニャを迎え撃つ。

そのロッソブル（ボローニャの愛称）を指揮するシニシャ・ミハイロヴィッチは今年7月に急性白血病を患い、カルチョ界に衝撃が走った。

その後、懸命な治療もありセリエA開幕戦でベンチに座ったものの、入退院を繰り返しながら現在も闘病生活を送っている。

しかし、同監督は17日に今季初めてトレーニングに姿を現したとイギリス『Sky Sport Italia』やイタリア紙『La Gazzetta dello Sport』など主要メディアが一斉に報じている。

またミハイロヴィッチは今週末のトリノへの遠征に帯同することを強く望んでいるものとみられるが、当日の天候、気温や本人の体調などを踏まえて可否の判断が下る見通しだ。

現在ビアンコネーリの副会長を務めるパベル・ネドベドとは、現役時代にラツィオでともにスクデットを勝ち取ったかつての同僚の関係にある。

さらにミハイロヴィッチにはマウリツィオ・サッリのトレーニングを数日間に渡って見学した過去があり、当時のエンポリ指揮官と食事をした間柄だ。

どのような状況下に置かれても決して屈しない姿勢を貫く“鬼軍曹”であるが、フットボールの世界において自らに影響を与えた戦友との再会は実現するのだろうか。

 

▼ボローニャ戦・放送予定

・スカパー！（CS800 スカサカ！／Ch.580 スカサカ！／スカパー！ オンデマンド）
《独占生中継 20日3:35より》
解説：松原良香　実況：西岡明彦

※変更の可能性あり