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カルチョ界で壁に当たるも前向きな姿勢

ユベントスのCBマタイス・デ・リフト（20）はセリエAへの適応に苦しんでいる。しかし、選手自身は現在の状況をポジティブに捉えているようだ。

オランダ代表の一員としてベラルーシ戦に挑んだビアンコネーリの背番号「4」が現地時間15日、アメリカメディア『Fox Sports』のインタビューでトリノで最初のシーズンについて答えている。

まず、カンピオナートで本来のポテンシャルを発揮できていないことについて同選手は「フィジカルコンディションの問題ではないよ。アヤックスでは無敵のように感じていたが今は違うね」

「ただ、それは普通のことさ。僕にとってはすべての事が初めてな訳だからね。いま改善しているところで、何の心配もしていないよ」と前向きな姿勢を見せた。

また、パフォーマンスについて大袈裟に騒がれている理由について問われると「なぜかは分からない。もし答えを持っていたら多くの若手の助けになっていただろうね」と話した。

そして、ユベントスでの今後については「僕ができることは全力で努力を続け、自分自身の最善を尽くして仲間たちから学んでいくことさ」

「僕にとってはホームでプレーすることが重要であり、今はそれができている。最後にはすべてが上手くいくと思っているよ。ポジティブなシーズンになるはずさ」と語った。

イタリア初挑戦となった今季の序盤戦は波のあるプレーに終始しているデ・リフトだが、要所で才能の片鱗も伺わせている。

また、イタリア紙『TUTTO SPORT』主催の21歳以下の最優秀選手に贈られる『GOLDEN BOY』の最終候補にも名を連ねている。

時間を重ねるごとに成長を感じさせる同選手の覚醒を期待したい。