好機を活かしエンポリに2-0で勝利。首位に浮上
2014/11/02
敵地で行われたセリエA第10節エンポリ戦。ユベントスはこの試合2-0で勝利した。試合開始の1時間前に終了していたナポリvsローマの一戦をナポリがホームで勝利(2-0)していたため、ユベントスは再び勝ち点3を離して単独首位に浮上した。
先制点は61分。
前線にドリブルするジョビンコがエンポリDFロレンツォ・トネッリに倒されると、FKのキッカーはピルロ。ドライブをかけた強めのシュートは、GKダヴィデ・バッシの左をバウンドしながら綺麗に決まった。
その後、この試合で見せ場の殆ど無かったジョビンコがカルロス・テベスに交代されると試合の流れはユベントスに。
72分、ユベントスは引き離すことに成功する。カウンターのチャンスからビダル、テベスとボールが繋がると、パスは右から前線に攻め上がっていたモラタへ。タイミングを見計らいながら右足で丁寧に切り返すと左足で振りぬく。放たれたシュートは強烈にゴール左へ決まった。
この試合、前半エンポリの丁寧な組み立てやパスの繋ぎなどで、ユベントスが苦しめられるシーンやプレスの強いディフェンスでなかなか上手くボールポゼッションが出来なかったが、後半ユベントスのペースに徐々に変わっていってからチャンスが少しずつ増え、それを上手く活かす事ができた。また、守備に関しては前半ところどろころで連携のミスがあったものも後半で修正。試合終盤付近にはしっかりとディフェンダー同士がポゼッションで試合をコントロールしていた。
また、得点シーン以外にもテベスがペナルティエリアの左付近から惜しいシュートを放ったり、マルキージオがゴールに迫るシュートを放つなどさらにエンポリを差を広げられる場面もあり、前半の試合展開を払拭するかのように後半アグレッシブに攻めたように見受けられた。
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