指揮官と主将、オリンピアコス戦を前に意気込みを語る
2014/10/22
◇アッレグリ監督、ブッフォン共にオリンピアコスをリスペクト
明日の朝(3時45分キックオフ)、ユベントスは敵地アテネのスタディオ・ヨルギオス・カライスカキスでオリンピアコスと対戦する。この一戦は、グループAに所属する全4チームが勝ち点で並んでいる状況の中で、グループステージ突破を占う重要な戦いになることだろう。
オリンピアコス戦を前に記者会見に出席したアッレグリ監督とブッフォンが意気込みを語った。
アッレグリ監督
「この試合が決定的なものになることはまだない。ただ重要なものになることは間違いないだろう。このオリンピアコスとの連戦(11月5日ホームでのオリンピアコス戦を含める)は、実際グループステージ突破に大きく影響してくるだろうね。我々は、出来る限り勝ち点を持って帰らなければならないよ。予選における保険になるわけではないが、次のステージに進むチャンスを与えてくれるはずだ。」
「(ヨルギオス・カライスカキスは)最高の雰囲気を持っているよ。オリンピアコスのサポーターはあらゆる方法で、チームを駆り立てようとしてくるだろうね。もちろん、彼らのホームであろうともサポーターがプレーするわけではない。プレーするのは選手だよ。」
「我々には相当なモチベーションが必要になる。なぜなら、我々にとってチャンピオンズリーグを進む上で重要な一戦だからだ。明日、我々に足を踏み外す余地は無い。」
「我々はオリンピアコスをかなりリスペクトしている。彼らは最高のサッカーを披露してアトレティコを倒した。監督はスペイン人のメンタリティ(ミチェル監督:スペイン国籍)を植え付けているね。ボールを持つと個の力を発揮する。我々は彼らの最高の特性を食い止めるためにも熱意を持って臨まなければならないだろう。タフな試合になるよ。ただ、オリンピアコスにとってもそうなるはずだ。」
また、スターティングメンバーについて質問されたアッレグリ監督は次のようにコメントを残した。
「恐らく、リヒトシュタイナー、オグボンナ、キエッリーニ、ボヌッチ、テベス、ビダル、そしてブッフォンはプレーするだろうね。(FWに関しては)いくつか考えるべき問題がある。モラタは若く、ボールキープに長けている。ジョレンテに関しては明日伺ってみるつもりだ。」
ブッフォン
「僕らは最高のポテンシャルを持っている。でもまだ最高のポテンシャルを引き出せていないね。僕らは自分たちが思っているよりも強いはずだ。ヨーロッパの舞台でそれを証明できると信じている。」
「ただ、まだ最高のチャンスを作り出せていない。リーグを優勝したチームを相手にする時には常に試合をコントロールしていないとだめだ。チャンピオンズリーグ制覇に関して今考えるべきではないよ。」
「素晴らしいサポーターやモチベーションを高めてくれるような彼らのスタジアムに関しては置いといて、オリンピアコスというチームには最高のクオリティを持った選手が何人かいる上に、彼らは高い水準のサッカーをするチームだよ。私は彼らが最高にリスペクトされるチームだと思っている。」
「今のオリンピアコスは、2003年に戦ったオリンピアコスとは違うね。かなり時間は経ったけど、比べものにならないよ。世界の姿、サッカーの姿共に昔とは変わったね。」
(『Juventus.com』より)
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