「はっきりさせたい」 ビダルが騒動について言及
2014/10/19
今月に入ってからユベントスの中でもひと際話題となっているアルトゥーロ・ビダル。
振り返ると、ローマ戦においてスターティングメンバーに入っていなかったところから様々な憶測が飛び交い、練習への遅刻の噂、『Twitter』への投稿によるスキャンダラスな話題、ユベントスとの関係悪化と放出の噂、レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドが交渉に乗り出すという憶測など多くの話題がメディアで取り上げられた。
一方で、チームの中でも突出した活躍でユベントスの勝利に貢献してきたことで、サポーターから愛され、移籍の噂がある度に惜しまれる存在にまでなっている。
そんなアルトゥーロ・ビダルが、『Twitter』への投稿で騒動に関しての憶測や誤解を解くべくコメントを残している。
「ここ数日のメディアから出てきた情報を見てきたけど、その中のいくつかに関して僕ははっきりさせたい。」
「ユベントスの皆とは本当に調和が保たれているよ。チームメイト、監督、コーチ、会長からの信頼を感じている。そして僕も同じだ。」
一部のメディアではビダルがトレーニングに遅刻したことにより、クラブから10万ユーロ近い罰金が科せられたのではないかとの噂が取り上げられていた。それに関しては次のようにコメントした。
「クラブは僕に罰金を科していないよ。この話題に関しての報道は間違っていた。悪質なものばかりだったよ。」
チリ代表に召集されていたビダルは膝を再び負傷したのではないかともいわれていた。それに関しては
「膝の調子はいいよ。ハードワークを通してフィジカルコンディションは最高になるだろう。でもまだ治療から回復していっているところだ。他のチームメイトと同じようにプレシーズンを過ごすことが出来なかったのもある。」と語った。
「このコメントで皆が正しい認識をしてくれることを祈っているよ。意地の悪い一部の人たちが今後も嘘を流すことは分かっているよ。でもそれを避けることはできないだろうね。」
メディアからの重圧など受けながらここ数日を過ごしてきたのかと考えるとビダルへの同情の念がわいてくる。そんな投稿であったのと同時に、メディアによる情報の信憑性に関して、いかに議論が必要であるのかを考えさせられるような内容である。今後もビダル含め多くの選手がメディアで取り上げられていくかもしれないが、慎重に見極めることが必要である。
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