最下位サッスオーロにドローで連勝ストップ
2014/10/19
◇ かろうじて首位をキープ。課題の残る試合内容
セリエA第7節、サッスオーロvsユベントスの一戦は、1-1の同点で終了した。
先制点を決めたのは、昨季アウェイでの一戦と同様サッスオーロFWシモーネ・ザザであった。
前半13分、右サイドのクロスのチャンスからこぼれ球をザザが強烈にゴール右側に向けて放つもこれはボヌッチがクリア。宙に高く上がったボールをリヒトシュタイナーがヘディングでクリアすると、サッスオーロのアレッサンドロ・ロンギが再びペナルティエリアにいたザザへボールを送り、これをダイレクトで合わせた。合わせたシュートはブッフォンが予測して飛んだ方向とは逆のゴール左へ決まった。
しかしその直後、ユベントスは試合を振り出しに戻すことに成功する。
ユベントスが攻め入る中でテベスがしっかりボールキープすると、左サイドから中に切り込んだテベスがペナルティエリアのやや外にポジショニングするポグバへパスを送る。ポグバがすかさずシュートを放つと、カーブしながらゴール右へ美しく入った。
その後、ポグバが中央をドリブルで突破してシュートを放った場面やリヒトシュタイナーが右サイドからシュートする場面など前半で試合をひっくり返すチャンスもあったが、後半に失速しクリエイティブなパスや崩しがなかなか出来ず、試合全体を通して、集中したサッスオーロの守りとGKコンシーリの前に、追加点を決められないまま試合は終了した。
なお、この試合の前に行われたローマvsキエーヴォはホームのローマが勝利(3-0)。ユベントスは、これによりローマと勝ち点差1点となってしまったが、かろうじて単独首位をキープ。引き分けたのが唯一の救いだといっていいだろう。守りに入る相手に対する策に欠けた内容でのあったが、今後このような試合での打開策をしっかりとチームは身に着けていく必要性はあるだろう。
By Writer of JuventusJournal
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