ホーム&アウェイ成績分析 : ミラン vs ユベントス
ユベントスにとってアウェイでの対戦となるセリエA第3節ミラン戦。『kickoff.co.uk』がミランの過去20試合のホームでの成績とユベントスの過去20試合のアウェイでの成績を掲載している。
これを見ると、ミランはホームでの過去20試合のうち勝利が9試合、引き分けが6試合、敗戦5試合となり、それぞれ比率が60%、20%、20%となる。一方のユベントスは、アウェイでの過去20試合のうち、勝利が11試合、引き分けが5試合、敗戦が4試合であり、比率はそれぞれ75%、15%、10%となっている。
ユベンティーノにとって安心できそうな数字であるが、今季ミランはインザーギでの新体制であること、さらに開幕して以来2試合で2勝を挙げていることを考慮すれば、昨シーズンを含めたこの成績は参考程度にとどまる。
また、これは過去20試合のうち、ミランがホームで先制点を挙げた試合数とユベントスがアウェイで先制点を挙げた試合数を比較したものである。
ミランは、ホームでの過去20試合のうち、14試合で先制点を挙げており70%の確率、先制点を挙げられたのが6試合となっている。一方ユベントスも、アウェイでの過去20試合のうち、14試合で先制点を挙げており70%の確率となり、6試合で先制点を挙げられている。
王者ユベントスでさえも、過去20試合のうち6試合で先制を許していることには驚く。このミラン戦においても、この先のシーズンにおいても1つの不安要素となりそうだ。
あくまで数字上の成績ということを考慮すると、これだけでミランvsユベントスを占うことはできないが、ユベントスが勝利を挙げるためにも立ち上がりから主導権を握ってほしい。特にミランの立ち上がりの勢いには注意が必要だ。
今季より新監督を招聘した両チーム。この成績が今後どのように変化していくのだろうか。