ユベントス、イタリア代表2選手獲得へ交渉材料用意か
2019/04/05
www.corrieredellosport.it
今夏ボローニャから買戻しへ
先月のインターナショナルマッチウィーク以降、将来のアッズーリ(イタリア代表の愛称)を担う逸材に注目の的になっている。
ユベントスのFWモイーズ・キーンはセリエA第30節・カリアリ戦で差別チャントを浴びる厳しい状況の中、終盤にネットを揺らし自身の価値を改めて示した。
またメルカートの話題に視線を向けると、フィオレンティーナのWGフェデリコ・キエーザ(21)やローマのMFニコロ・ザニオーロ(19)の名前が紙面を賑わせている。
かねてからファビオ・パラティッチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)の狙いはこのカルチョ界の“原石”にあるが、ここに来て首脳陣は新たな秘策を用意しているようだ。
イタリア紙『TUTTO SPORT』は現地時間4日、ユベントスがこの2選手のいずれかの獲得へ「交渉材料を用意することを目論んでいる」と報じる。
そして同紙はその候補として昨冬からボローニャにレンタルで加入しているWGリッカルド・オルソリーニ(22)を挙げている。
このイタリア代表U21代表の取引においては、ボローニャ側に今季終了後に買い取りオプションを行使する権利がある。
ただユベントスは700万ユーロを支払い、買い戻し条項を行使。同選手を一時的にトリノに連れ戻す可能性が浮上しているようだ。
なお、オルソリーニは今シーズン公式戦12試合での先発出場にとどまっているが、2月以降はスタートからピッチに立つ機会が多く、ここまで6ゴールをマークしている。
イタリア国内メディアにおいてキエーザとザニオーロの去就報道が熱を帯びる中、ビアンコネーロ首脳陣は水面下でシナリオを描き、やがて実行に移すことだろう。
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