「誰も失望させたくない」

ユベントスのパベル・ネドベド副会長がUEFAチャンピオンズリーグ（CL）のタイトルであるビッグイヤー獲得に特別な思いを抱いていることは、ユベンティーニならよく知るところだろう。

チェコの大砲とも謳（うた）われたこのビアンコネーロのレジェンドは現役時代、CL準決勝でレアル・マドリーに勝利したものの、サスペンションで決勝に出場することができなかったという過去を持っている。

チームが決勝の舞台で同国のライバルであるミランにPK戦の末に敗れた。ただピッチ外から見守ることしかできなかったネドベドは現地時間18日、イギリス紙『Telegraph』に同大会に懸ける思いを語った。

ネドベドは「ビッグイヤーを勝ち取ることができたなら、間違いなく幸せな気持ちになるだろうね。選手としては叶わなかったのだからね」

「でもクラブの一員としてそれを成し遂げることができたのなら、それはとても素晴らしいものとなるだろう」