首脳陣は今冬に手放す意志はないが来夏は移籍を承諾

ビアンコネーロのDFメディ・ベナティア（31）は、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の起用法に不満を漏らしていた。

ユベントスの背番号「4」はマルセイユからはかねてより狙われ、近年ではミラン、そしてバルセロナからも狙われていた。

冬のメルカートが解禁となる1月を迎えると、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）ベスト16に参加するシャルケ。そしてアーセナルもふたたび獲得に名乗りをあげた。

しかしイタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は5日、ユベントスがベナティア放出することはないことを伝えている。

同紙によると、このモロッコ代表DFは「現状の出場機会には恵まれていないが、クラブに移籍を申し出なかった」と主張する。

また、ユベントス首脳陣もベナティアを戦力と考え、今冬に手放す意志はないことも併せて伝えている。しかし、今シーズン終了後には移籍を承諾するようだ。

クラブ史上初の「三冠」を目指すビアンコネーロはこれからリーグ戦にコッパ・イタリア、そしてCLも再開され、きびしい過密日程が待っている。

アッレグリの守備戦術を熟知するベナティアの残留は、大幅な戦力ダウンを免れる朗報となるはずだ。