ユベントスの指揮官アッレグリ「インテル戦? 我々は水曜日のCLがより重要だ」
「イタリアでカルチョの歴史を築いた2つのクラブの対戦」
ユベントスは現地時間の7日夜、今シーズン最初の“デルビー・ディ・イタリア”に挑む。
前節、アウェイのフィレンツェで難敵フィオレンティーナを3-0と破り、今節はホームで現在リーグ3位のインテルを迎える。
このイタリア国内の因縁のライバルとの対戦は、水曜日に控えるグループステージ首位通過を懸けたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ヤング・ボーイズ戦に弾みをつけるためにも、確実に勝利を手にしたいところだ。
ネラッズーリとの大一番を前に、ビアンコネーリの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは6日、試合に向けての意気込みを記者会見の席で語った。
「明日は美しく重要な試合だ。“デルビー・ディ・イタリア”であり、ミランと共にイタリアでカルチョの歴史を築いた2つのクラブが対戦するわけだからね。そこに順位は関係ない」
「ナポリと同様に大きく成長したライバルとの対戦だ。感情的にも、戦術的にも、そして技術的にも優れたビッグマッチとなる」
「インテルはスペースでスピードやテクニックを最大限に活用し、相手のブロックを広げるのが非常に巧い。そして、(マウロ)イカルディのように決定的な仕事をするフィニッシャーもいる」
また、最大のライバルとなっているナポリだけでなく、ユベンティーニ以外のイタリア中のティフォージがユベントスを敵視している現状に指揮官は、「それについては気にしていない。我々は落ち着いて自分たちの道を進むだけだ」
「カンピオナートは敗れるためではなく勝つために戦っている。それに5月に勝利を手にするためは30試合でポイントを稼ぐ必要がある。計算上ではね」
「皆が我々の勢いが止まることを願っているのは通常のことだ。だが、待っているのは同じ戦いだ」と勝利だけを目指す姿勢を示した。