ユベントス・プリマヴェーラ、雨のホームでアタランタに大敗…“違い”見せつけられる
屈辱の敗戦を背負いユースリーグのバレンシア戦へ
【PRIMAVERA 1】
ユベントスのプリマヴェーラは23日、カンピオナート第9節にアタランタと対戦。降りしきる雨のなか相手のゴールラッシュを浴び、ホームで1−5と敗戦を喫した。
試合序盤、最終ラインからのビルドアップでボール保持を狙うユベントスだったが、アタランタのハイプレスに苦戦する。
そんな中でもアタランタの守備網を破り、何度かシュートチャンスを作り出すもゴールネットは揺らせない。
すると25分、守備の連携ミスを突かれて失点する。後方からのロングボールであっさりと右サイドを突破され、最後はペナルティエリア(PA)内を崩されてゴールを許した。
その後は激しいボディコンタクトでボールを奪い合う展開が続く。しかし次に得点を上げたのもアタランタだった。42分、ユベントスは自陣ゴール前で中央突破を許し、最後はゴール右隅に狙いすましたシュートを決められ差を2点に広げられた。
後半に入ってもアタランタの勢いを抑えきれず、51分にはカウンターを受けピッチ中央を独走され3失点目。
ユベントスは62分に右サイドのクロスボールからFWエリア・ペトリッリが決めて1点を返したが、反撃ムードも束の間、前掛かりになった裏のスペースを突かれ73分、77分と立て続けに得点を奪われ万事休す。その後、追い上げの機会は訪れず4点差のまま試合終了を迎えた。
この大敗にフランチェスコ・バルディーニ監督は、「アタランタが最高のゲームをした。我々は良いスタートを切ったが多くのミスを犯してしまった」
「また4日後には試合があり、我々はこの敗戦を背負って挑むことになるだろう。これが選手たちの成長をより助けるものとなるはずだ」と、惨敗という結果を噛みしめながら次への糧になると話した。
ユベントス・プリマヴェーラは、27日にUEFAユースリーグのバレンシア戦を戦う。