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「彼の“時間”はやってくる」

ユベントスの新鋭FWモイーズ・キーン（18）の移籍の噂は、かねてよりティフォージの間で囁かれている。

トルコの名門ガラタサライや、オランダの中堅PECズウォレがその候補先として挙げられている。

しかし、指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリはこの若き才能を手放すつもりはないようだ。

現地時間25日、イタリアメディア『Calciomercato.com』がその詳細を伝えている。

アッレグリは「キーンは1月、チームに残るだろう」

「彼はユベントスの選手で、私は彼を子どもだとは考えていないよ」とこの俊英FWの残留の可能性を示唆している。

また、「シーズンはまだ長く、チームの誰もが必要とされるだろう」

「キーンは非常にいいスタートを切ったし、彼の”時間”はやってくるだろうね」と語り、今後このビアンコネーロの背番号「18」にもチャンスを与えることを明らかにした。

キーンは若干18歳という年齢でアッズーリ（イタリア代表の愛称）に招集され、さらには代表デビューも飾るなどそのポテンシャルは充分だ。

ビアンコネーロの一員としての出場はわずか12分と短いが、アッレグリの示す通りシーズン後半に向けて出場機会は増えていくことだろう。

果たして、キーンはこれから先、どのような成長曲線を描いていくのだろうか。今後の動向も含めて注目だ。