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子供たちに特別な時間を

インターナショナルマッチウィークを終え、20日18時（日本時間21日1時）にキックオフを迎えるユベントスvsジェノア。

この日、アリアンツ・スタジアムのゴール裏には大勢の子供たちが詰めかけることになるようだ。

先月29日に行われたセリエA第7節ナポリ戦で、ビアンコネーリのティフォージから、ナポリとCBカリドゥ・クリバリ（27）に対する差別的なチャントがあったとして、ジェノア戦でのクルヴァ・スッド（ゴール裏）閉鎖が決まっていた。

その後、ユベントスは子供たちにゴール裏のセクションを開放することを発表。16日に公式サイトで伝えている。

対象となったのはピエモンテ州とヴァッレ・ダオスタ州のクラブに所属する2004年から2011年生まれの子供たちで、1チームあたり選手20人、チームスタッフ4人を招待。全9000席を用意するという。

当日スタジアムでは、ユベントスとユネスコ（UNESCO）が共同で行うプロジェクトの一環として、「一緒にプレーしよう、一緒に応援しよう」の合言葉を掲げ、子供向けのイベントを行う模様だ。

その日ピッチで戦うビアンコネーリには、小さなカルチャトーレ（サッカー選手）たちからの大声援が送られることになるだろう。

子供たちだけでなく、選手たちにとっても特別な時間となりそうだ。