ボローニャ指揮官インザーギ「ユベントスにはほとんど欠点が見当たらない」
4シーズンぶりとなる古巣との対戦
かつてビアンコネーロのバンディエラことアレッサンドロ・デル・ピエロとタッグを組んでいた“ピッポ”はアリアンツ・スタジアムで温かい歓迎を受けることとなるだろう。
今シーズンからボローニャを率いるフィリッポ・インザーギ監督は、2014/15シーズン以来となる古巣との対戦に向けた意気込みを語っている。
現地時間25日、ボローニャ公式サイトが前日記者会見における指揮官の言葉を伝えている。
この夏に大幅なシステム変更を行ったボローニャは得点力不足に悩まされていたものの、前節のローマ戦での3ポイント獲得により浮上のきっかけをつかんでいる。
そのロッソブル(ボローニャの愛称)指揮官はチームの現状について「ローマ戦で勝利したが、それ以前から前向きに物事を考えているし、自信を持っている」と前を向く。
そしてインザーギはこの試合で選手たちに求めることを語っている。
「今回我々は欧州で最も優れたクラブと偉大なスタジアムで対戦する。我々は素晴らしいプレーを披露することを願っている」
「我々はユベントスとの対戦で自分たちのペースで試合を進め、コンパクトな陣形に保ち、全力を尽くさなければならない。何も失うものはないし、得られるものばかりだ」
欧州最強という呼び声の高いユベントスの印象について「彼らにはほとんど欠点が見当たらない」
「クリスティアーノ・ロナウドが加入して欧州で最も強力なチームになったと言うことができるだろう。少なくとも欧州トップレベルにはある」と高く評価。
さらにインザーギはかつてビアンコネーロの「9」番を背負っていた現役時代についても振り返るとともに、ティフォージに対して感謝の言葉を送っている。
「ユベントスでは忘れられない出来事を共にしている。私はかつてプレーしていた場所に戻ると、いつも素晴らしい歓迎を受けるよ。ただ今はボローニャに全てを捧げている」