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C・ロナウド獲得の舞台裏語る

スクデット7連覇という偉業を成し遂げているユベントスの知名度をさらに押し上げたのは、言うまでもなく“バロンドーラー”の今夏電撃獲得である。

そしてこのスーパースターは日本時間16日夜に行われたセリエA第4節でドッピエッタ（2ゴール）を達成し、ユベンティーニのみならず、世界中のフットボールファンの目線を釘付けにした。

ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長はそのFWクリスティアーノ・ロナウド獲得の裏に隠されたクラブ戦略や獲得の経緯について語っている。

現地時間17日、イギリスの日刊経済誌『The Financial Times』がこれを伝えている。

最初にアニェッリ会長はC・ロナウド獲得における査定について「選手獲得の際におけるコストや利益を評価で戦力面とマーケティング面を両方ともに考慮したのは、ユベントスでは今回が初めてだ」と極めて特別なケースであったことを明かす。

「ロナウド獲得というアイデアは大いに評価されたし、ピッチ内外両面から理にかなったものだった」と言葉を続けると、同会長はユベントスの掲げる長期目標や今後のクラブ戦略に触れた。

「我々は“ナンバー1”のクラブを目指すべく、絶え間なく戦略を策定している。また“次なる”クリスティアーノを25歳である時に獲得することのできるポジションにいなければならない」

メルカートやマーケティングにおけるユベントス首脳陣の飽くなき挑戦は今後も続く。

そのプロジェクトを推し進めるためにも、今季のビッグイヤー獲得が絶対条件であることはティフォージを含め誰もが十分理解していることだろう。