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UEFAランキングポイントの恩恵受ける

ユベントスは今季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）での獲得賞金が少なくとも5840万ユーロ（約74億8300万円）にのぼるようだ。23日、イタリアメディア『Calcio e Finanza』がこれを伝えている。

欧州サッカー連盟（UEFA）の公式発表によると、今季のCL出場32クラブに配分される賞金総額は19億5000万ユーロとなっている。

UEFAの定めた収益分配システムでは、全体の25%（4億8750万ユーロ）がグループステージ出場ボーナス、30%（5億8500万ユーロ）が成績に応じて配分されるパフォーマンスボーナス、15%（2億9250万ユーロ）が放映権料の分配金によるマーケットプールとなっている。

そして残る30%（5億8750万ユーロ）が直近10シーズンにおけるUEFAランキングポイントの累計をもとにして分配されるボーナスとなっており、これは今季より新たに導入された配分の枠組みである。

ユベントスはUEFAランキングポイントの累計が今季のCL出場クラブ中6位となっていることから、この配分の枠組み新設が追い風となる見通しだ。

仮にグループステージ3戦全敗という最悪の結果に終わる場合でも、グループステージ出場ボーナスとして受け取る1525万ユーロやマーケットプールも含め、現時点で確定している獲得賞金の総額は5840万ユーロにも達するようだ。

なおパフォーマンスボーナスに関して、グループステージ以降の試合で1試合の勝利で270万ユーロ、ドローで90万ユーロを獲得できる。

またノックアウトステージ進出で950万ユーロ、ベスト8入りで1050万ユーロ、ベスト4入りで1200万ユーロ、そしてファイナル進出で1500万ユーロ、さらにタイトル獲得した場合には400万ユーロを受け取る。