2200万ユーロのオファーは拒否されたが…

FWフランシスコ・コンセイサオ（22）を巡るポルトとの交渉は依然として続いている。

昨季ドライローンでビアンコネーリへ加入したこの22歳は、公式戦40試合に出場し７ゴール6アシストを記録。

右サイドで“違い”を生み出せる存在として躍動し、先日のクラブ・ワールドカップでも2得点の活躍を見せるなど、好パフォーマンスを披露していた。

そんなコンセイサオに関して、買い取りにはバイアウト条項に設定されている「3000万ユーロ」が必要と報じられてきた。

しかし、現在はユベントス首脳陣の“粘り”の交渉もあり、当初の金額よりも安値で買い取ることができるかもしれない。

イタリア人ジャーナリスト『Gianluca Di Marzio』氏は現地時間10日、ビアンコネーリとポルトの間で行われている交渉に進展があったことを伝えている。

同氏によると、ユベントスのダミアン・コモッリGM（ゼネラル・マネージャー）はポルトに対し、2200万ユーロのオファーを提示したようだ。

これは相手側に拒否されたものの、同クラブは要求額を「2500万ユーロ」としており、数日前よりも条件を下げている。

今後は両クラブがそれぞれ求める“金額面の差”に焦点が当たりそうだが、いずれにせよ、違約金として設定されていた「3000万ユーロ」を下回る金額で獲得が実現するかもしれない。