「将来に向けた重要な投資」

アタランタのヨーロッパリーグ制覇に貢献するも、同クラブが買い取りオプションを行使しなかったことによりセリエBのスペツィアへ復帰することになったSBエミル・ホルム（24）。

この結果、セリエAでは今、同スウェーデン代表SBの獲得を巡る争奪戦が勃発しているが、かねてより同選手に関心を示してきたユベントスもその争奪戦に参戦したようだ。

メルカートに精通するイタリア人ジャーナリスト『Gianluca Di Marzio』氏が20日、自身が運営するサイトでその詳細について報じている。

ビアンコネーリは今夏、今シーズンに公式戦32試合に出場し、1得点4アシストを記録したホルムの獲得に乗り出す可能性があるようだ。

とはいえ、クラブは同スウェーデン人選手を将来への投資として確保し、セリエAの別のクラブに貸し出して経験を積ませることを考えているという。

同ジャーナリストは、「ユベントスはこの2000年生まれのジョカトーレを獲得し、同選手を迎え入れる準備ができているジェノアにローンで移籍させる可能性がある」

「本日（6月20日）、ユーベはこのオペレーションが実現可能かどうかを理解するため、最初の調査を実施した」

「この方法でなら、ユーベは将来に向けた重要な投資を行うと同時に、同選手に対して十分な出場機会を即座に保証することが可能となる」と説明している。

来シーズンのスカッドだけでなく、将来をも視野に入れて動いているユベントス。

同氏によると、現在ホルムの争奪戦で一歩リードしているのはボローニャのようだが、果たしてビアンコネーリはこの争奪戦を制すことができるだろうか。