アッレグリ「トリノはリベンジに燃えている」
ユーベ指揮官は、3冠を視野に入れてコッパ・イタリアにも全力で挑む
ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、トリノ・ダービーとなったコッパ・イタリア準々決勝について意気込みを語っている。2日、前日記者会見に挑んだ指揮官のコメントを各イタリア紙が伝えている。
「ダービーは常に特別な試合であり、トーロ(トリノの愛称)はこれまでのリーグ戦の結果(ユーベが4-0で勝利)を受けて、リベンジに燃えているだろう。それに、彼らにとってのコッパ・イタリアは、欧州カップ戦への出場権をかけた戦いでもある」と、街のライバルであるトリノが、全力で挑んでくると警戒心を強めている。
さらに「コッパ・イタリアはUEFAチャンピオンズリーグで上位に進むのと同様に重要か?」という質問に対しては「カンピオナートやCLと同様に重要なものだ」と、3冠を目指す意気込みを示している。
またアッレグリ監督は、選手のコンディション状況を念頭に入れながら、起用について考えを巡らせているようだ。そして、スターティングメンバーについて打ち明けている。
「(パウロ)ディバラは、(マリオ)マンジュキッチか(ゴンサロ)イグアインのどちらか一方と一緒にプレーするだろう」
「(クラウディオ)マルキージオと(ダニエレ)ルガーニは先発予定だ。右サイドは(ステファン)リヒトシュタイナーと(ステファーノ)ストゥラーロのどちらか一人を起用することになる。また(フェデリコ)ベルナルデスキかドウグラス・コスタのどちらをスタートから使うか検討しなくてはいけない」
「(ミラレム)ピアニッチについては、最近フィジカル面で浮き沈みがあるので考える必要があるね。(ジャンルイジ)ブッフォンと(ファン)クアドラードはまだ復帰していないが、(マッティア)デ・シリオはすでにグループに復帰した。カリアリ戦では戻ってくるだろう」