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「ユベントスはただ勝利だけが求められる」

捉えていたはずのインテルの背中は、気づけば遠いものになっている。

ユベントスは現地時間10日に行われたセリエA第28節アタランタ戦に引き分けると、ついにミランに追い抜かれる形で3位に転落した。

この結果に指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ監督は批判の矢面に立たされているが、一方で同情を寄せる声もあるようだ。

ビアンコネーリのOBであるシモーネ・ペペ氏は11日、イタリアのラジオ番組『Radio TV Serie A』に出演し、同指揮官を擁護している。

ペペ氏は「私はアッレグリのマネジメントの仕方に賛同しているよ」

「ユベントスがここ数年経験してきたことを考えると、彼は特定の出来事を乗り越えるためには最適な監督と言えるだろう」

「マックス（アッレグリの愛称）はおおくの問題に直面しなければならなかったが、たとえ選手が欠けても文句を言わなかった」と悩める指揮官の肩を持つ。

つづけて「一部の監督は事前に言い訳を見つける傾向にあるが、この観点において彼は優秀だったと言えるだろう」

「ユベントスでは幸運だろうが不運だろうが、勝利しなければならない」

「出口はない。ただ勝利することだけが求められる」とユベントスの“在り方”について語った。

順位表ではミランに追い抜かれ停滞するビアンコネーリ。アッレグリ監督のここからの立て直しに期待したい。