アッレグリ「1-0の勝利は常に美しい」
厳しい対戦スケジュールで結果を出したことに満足
セリエA第18節、ローマとの重要な一戦を制したユベントス。指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは日本時間24日の試合後、イタリア『Premium Sport』のインタビューで試合について答えている。
「我々は試合を終わらせることができなかったし、終盤は少し苦しんだ。ローマが素晴らしいチームだったということもあるが、少なからず自分達の責任でもある」と、相手の力を認めながらも、より上手く試合を運べたと考えているようだ。
「それでも1-0の勝利は常に美しいもの」と、勝利を喜びながらも、最後にローマに与えたチャンスについては、「(メディ)ベナティアと(ジョルジョ)キエッリーニが少しだけ混乱を招いたね。幸運なことに、GKがかろうじて凌いでくれたよ」と、紙一重で失点を免れたシーンを振り返った。
アッレグリ監督は、「我々はメンタリティを再確認し、重要なサイクルをいい形で締めくくった。選手達を称えないといけないね」と、12月の厳しいスケジュールの中で素晴らしい結果を残したチームに賛辞を送っている。
また、この日出場のなかったディバラについては「全く何の問題もない。チーム内でも問題を抱えていることはないだろう。彼は多くのところで貢献してきたし、これからもユベントスで大いに活躍するだろう」と、背番号「10」のエースを擁護。
さらに「現段階では彼と同じように重要な選手達を選択している。シーズンはまだ長い。今夜の試合はより強度が必要だった。ローマはフィジカル面でより優れたチームだからね」と、チーム全体、そして対戦相手を見た上でベストな選択をしていると語った。
そして、今季7連覇を目指す指揮官は「インテルとラツィオを除外することはできないが、ローマとナポリが争えるだけの能力を備えており、他のチームを凌駕している」と、スクデット(優勝)争いに対し自身の見解を示した。