www.corrieredellosport.it

アッレグリは皮肉を交えて応戦

ユベントスの起用法に舌戦が繰り広げられている。問題はセリエA第16節、インテルとのイタリアダービーでの起用法で噴出したようだ。10日、イタリアメディア『calciomercato.com』が伝えている。

ビアンコネーロを率いるマッシミリアーノ・アッレグリは今シーズンより背番号「10」を背負うFWパウロ・ディバラを先発から外し、75分から投入。試合は押し気味に進めるもスコアレスドローに終わった。

試合は負けることなく終わったが、論争はここから始まった。ユベントスの伝説アレッサンドロ・デル・ピエロ氏は「ディバラのような選手が、ダービーでベンチスタートは絶対に良くないと思う」と持論を述べている。

クラブのレジェンドのこの発言に対し、アッレグリは簡潔に「走っていない人は“遊ぶ”ことができない」と皮肉を交えて応戦している。

ナポリ戦、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）オリンピアコス戦、そしてインテル戦と、どの試合も負けられない状況での2勝1分で乗り切ったことは評価されている。しかしその一方で、煮え切らないティフォージもたしかに存在する。

ディバラに対しては世界各国のメガクラブが獲得を名乗り出ているのは周知の通りである。この舌戦を終わらせるには勝利という結果が必要となるだろう。