「アルトゥールはフィオレンティーナを居心地よく感じている」

今夏に期限付きでフィオレンティーナに加入したMFアルトゥールは、もはやヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督にとって必要不可欠なジョカトーレの1人になっているようだ。

同選手は、リヴァプールにローン移籍した昨シーズンは負傷の影響により1試合しか出場できなかったものの、今シーズンはここまで公式戦17試合に出場。

つまり、先週に行われたヨーロッパカンファレンスリーグのチュカリチュキ戦を除く全試合で出場を果たし、最多出場した3選手の1人となっている。

また、フィレンツェ地方版のイタリア紙『La Repubblica』によると、このブラジル人MFのパス本数の合計はチームトップの603本で、パス成功率は92％だという。

その上、欧州カップ戦だけを考慮すると、パス成功率は97％まで上昇。

さらには、ボール奪取数もチーム4位の23回と、守備でも大きな貢献をしており「この“メトロノーム”はますますキャリアのピークに近づきつつある」と高く評価している。