暫定首位浮上のユベントスに指揮官が賛辞「あらゆる点で素晴らしいパフォーマンスだった」
「今夜のチームに首位を味わったことがある選手は3~4人しかいない」
ローマと対戦する首位インテルを2ポイント差で追うビアンコネーリ。
そのユベントスは現地時間28日、土壇場に決めたSBアンドレア・カンビアーゾのゴールによりホームでヴェローナを1-0で下し、実に1183日ぶり。
123試合ぶりに暫定ながらセリエAの首位に浮上した(後にインテルが勝利したため、2位に後退)。
この結果を受け、試合後にマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「今夜のチームに首位を味わったことがある選手は3~4人しかいなかったと思う」とコメント。
そして、「チームのパフォーマンスはあらゆる点で素晴らしかった」と述べ、勝利を手にしたチームを称えた。
――あなたが最も満足しているのはチームのパフォーマンスですか? それとも、チームが首位に浮上したことですか?
「選手たちが勝利を手にしたことに満足しているよ。対戦するのが難しいチームを相手に我々はたくさんチャンスを作り上げた」
「2回ゴールを取り消され、相手には一度しか枠内シュートを蹴らさなかったが、(GKヴォイチェフ・)シュチェスニーが見事なセービングでそれを止めたよ」
「それから、ゴールを決める最後の最後までチームは統制が取れたままの状態でいることができたね」
「あの時、シュチェスニーはロングボールを蹴ることもできたが、我々は上手くボールを繋ぎ、(MFファビオ・)ミレッティが逆サイドの(DFフェデリコ・)ガッティにボールを送った」
「それから、その攻撃がどのような形で終わったかは皆が知っている通りだ。よって、彼らがしたことにとても満足しているよ」
「今日は簡単な試合ではなかったが、チームのパフォーマンスはあらゆる点で素晴らしかったと言いたい」
「そうはいっても、バランスが取れた状態を維持する必要がある。現在勝ち点が23に達し、一時的に5位から遠ざかった」
「よって、2日間のオフを与えることにし、勝利の余韻が消えた火曜日からまた、今度はフィレンツェで行われる試合の準備に取り掛からなければならない」
「もちろん、今はこの勝利を喜ぶべきだ。とはいえ、だからといって我々がしたことに浮かれてはならない」
――ゴールが2回取り消され、おそらく一度あなた達に与えるべきPKも見逃されたように思います。
ユベントスが常に不運な側に立たされるこういったいくつかの状況について、少し憤りや恨みがありますか?