マロッタGM、スクデットの行方を占う「インテルが最大のライバル」
2017/11/07
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「インテルは至って冷静かつ堅実」
ユベントスのジュゼッペ・マロッタGMは今季のスクデット争いでインテルを最大のライバルに見据えているようだ。6日、イタリア『La Domenica Sportiva』が伝えている。
ユベントスは日本時間の5日に行われたセリエA第12節・ベネヴェント戦で難しい試合を強いられたものの勝ち点3を獲得。一方、ナポリはキエーボに、そしてインテルはトリノに引き分けている。この結果ユベントスはインテルと入れ替わり2位に浮上、首位ナポリに勝ち点1差まで肉薄している。
「我々にとってインテルは最大のライバルだ。今季の彼らには欧州カップ戦が控えていない。ベストな状態で試合に臨みやすい環境にある」
「インテルはとても組織されたチームである。派手さは感じないが、至って冷静かつ堅実だ」
またマロッタGMはチームの現状を踏まえた上で、スクデット7連覇が相当ハードルの高い目標であると考えているようだ。
「昨季と違い、今季ここまでの出来は素晴らしいと思う。だからこそ首位の座を奪還し、キープすることは相当難しい。ナポリやインテルをはじめとするライバルとの熾烈(しれつ)なスクデット争いは最後まで続くことだろう」
ナポリ、ユベントス、そしてインテルの上位3チームが勝ち点2差以内にひしめくほど、シーズン序盤から混戦の様相を呈している今季のセリエA。1試合消化の少ないローマ勢も含め「ユベントス包囲網」を敷くライバルたちを目前に、どうやらクラブ首脳陣も茨の道を歩むことは覚悟しているようだ。
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