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コラム:名将の予言(後編)

2017/10/13
Sumberbola.com

 今シーズン忘れてはならないのが、ユベントスの栄光の背番号「10」を背負い、チームに活力をもたらしているFWパウロ・ディバラの存在なくして、現在のビアンコネーロは語れないだろう。

 スーペルコッパ・イタリアーナでの2得点を皮切りにセリエAで10得点。6試合で2桁得点はリーグ史上59年もの歴史をさかのぼらなければならないほどの偉業である。しかし、直近2試合では無得点に終わっている。

 その要因の一つにマークの集中があげられる。

 FWリオネル・メッシとディバラ。なにかと比べられることが多い両者なのは周知の事実となっている。ディバラになく、メッシにあるもの。チームの戦術と選手個人の許容にもよるため一概には判断できなくとも、ディバラがボールを受ける位置を変える必要性は否めない。

 DFとMFの間でボールを待つことも一つだし、攻撃に上がったSBの空いたスペースでボールを受ければ、より相手の脅威になるはずだ。ただ、決めるのはアッレグリであり、戦術にそぐわない可能性が出てくるため、ディバラの進化を温かい目で見守る必要がある。

 だが、贔屓目にみても今シーズンのディバラは昨シーズンとは別次元でプレーしているのは誰もが認めざるをえない事実となっている。昨シーズンのCL FINALでのレアル・マドリードとの一戦がその分岐点になった、と想像しても大きく外れてはいないだろう。

 サッカー界という枠を飛び越えた人気をもつFWクリスティアーノ・ロナウドは、毎試合否応なしにマークが集中するなかで毎試合戦い、CL FINALという大舞台で平然と得点する能力が彼にはある。

The Next Edition

 実力の差を痛感したことだろう。だが、今シーズンはディバラをサポートできる才能たちがユベントスにはいる。WGドウグラス・コスタは縦横無尽に相手を切り裂くことができるし、FWフェデリコ・ベルナルデスキは先日のアタランタ戦で1G1Aの記録を残している。

 そして彼らにボールを配給する中盤には若きベンタンクールがいる。この異才は、今後チーム状況を大きく変える可能性すら秘めている。そして今シーズン加入したばかりの彼らがフィットしたとき、新たなユベントスを目にできる可能性を感じさせてくれるはずだ。

 シーズン開幕から2ヶ月足らずで才能たちが完璧に噛み合うほど、サッカーが単純なスポーツではない。だからこそ、アッレグリの手腕が試されるし、フィットさせるのは季節的に「梅」が芽吹く頃でも遅くはないはずだ。

 CLベスト16に標準を合わせ、「桜」が芽吹く頃には完成形を期待したい。

 昨シーズンの4-2-3-1のシステムのように、ボタンの掛け違いのように爆発する攻撃陣と比べ、守備陣そうはいかない。もう少し時間が必要となりそうだ。鉄壁で鳴らしたユベントスの守備に多少ではあるが、綻びが出始めている。

La Gazzetta dello Sport

 アンドレア・バルザーリ、ジョルジョ・キエッリーニという両ベテランの稼働時間を増やすことは現実的に厳しい。メディ・ベナティアはユベントスらしからぬ“軽さ”は否めない。

 怪我の回復が遅れているベネディクト・ヘーヴェデスに、今後のユベントスの将来を託すにはあまりに不確定要素がありすぎる。今シーズンでユベントス3年目のダニエレ・ルガーニの成長なくして、チームの支柱を太くするのは厳しいはずだ。

 チームを去ったレオナルド・ボヌッチも当初は目を覆いたくなるようなミスを連発した。それと同様に、ルガーニの成長を、ティフォージを含め、温かく見守っていくのも今後のユベントスを育てていく一つの方針ではないだろうか。

 代表ウィークが終わり、日本時間15日1:00に迎えるセリエA・ラツィオ戦、CL・スポルティングCP戦もホームでの2連戦となるのは幸いだろう。CLではホーム20戦無敗を維持し、波に乗る絶好の機会なのは言うまでもないだろう。

 ユベントスは現在、多くの故障者を抱え、アタランタに引き分けたことにより暗い雰囲気が立ち込めているのは否めないが、リッピ氏が「凄い監督になる」と予言したアッレグリの手腕が楽しみな10月になるはずだ。

Twitter.com

 余談ながら、イグアインがオリンピアコス戦で決めた得点でチャンピオンズカップ時代を含めチーム通算400得点目となった。レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、バルセロナ、ユナイテッド、ミランについでの記録となるそうだ。

 遅れをとりながらも、この記録はユベントスが世界のトップクラブと肩を並べる位置に到達したことを意味する。ブッフォンのラストイヤー、新エンブレムのファーストシーズンだからこそ、欧州制覇を願わずにはいられない。

 しかしCL史上、グループステージ初戦に敗れたチームの欧州制覇は歴史にないようだ。だが、記録の歴史はいつの時代も誰かが打ち破る。ユベントスのアイデンティティでもある「Fino Alla Fine」(最後まで)の精神を垣間見える、今シーズンを期待したい。

 著者/Juventus Journal 編集部 山口 努

 >>コラム:名将の予言(前編)

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category: コラム

コメント

  • Anonymous より:
    2017年10月14日 05:46

    アッレグリ明言してたけど、今年はルガーニを使い続けて欲しい、大事なCLでも。まあミスるかもしれないけど、ベナティアの軽いプレーよりは全然まし。

    0


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