【JJパジェッレ】セリエA第29節 ラツィオ対ユベントス
好調のチーム同士の対決はラツィオに軍配…CL出場権獲得へ足踏み
現地時間8日にセリエA第29節が行われ、ユベントスは敵地スタディオ・オリンピコでラツィオと対戦。
互いに好調を維持する中で迎えた“上位対決”は、前半戦のリベンジに燃えるマウリツィオ・サッリ監督指揮のホームチームに軍配が上がった。
リトリートして相手の攻撃をしのぎながら反撃を狙うビアンコネーリだが、38分に不運な形から失点する。
ペナルティエリア内でDFアレックス・サンドロがセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチに倒されるもファウルはもらえず。
完全にフリーの状態でラツィオの背番号「21」に先制点を叩き込まれた。
しかし、ユベントスもすぐに反撃。CKのチャンスからアンドリアン・ラビオがゴール前で粘り、最後は頭でボールを押し込み同点とした。
ところが後半の53分、ビアンコネーリは右サイドのクロスから逆サイドの守備のほころびを突かれ再び失点。
左サイドでフリーとなっていた今季好調のマッティア・ザッカーニに冷静に決められ、またしてもリードを許した。
その後は選手交代で反撃の流れを作り、何度かラツィオゴールに迫るユベントスだったが、最後まで同点弾は生まれず。結局、1-2のまま試合を終えている。
【試合結果】
ラツィオ 2-1 ユベントス
【得点者】
38’ ミリンコヴィッチ=サヴィッチ
42’ ラビオ
53’ザッカーニ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5.5】
ひとつのミスや判断の迷いが命取りになる。最初の失点は「誤審」とも取れる内容だったが、2失点目は擁護のしようがない。明らかにポジショニングと警戒心、互いの意思疎通で防げるものだった。ホームで3-0と大差を付けた相手だったが、第2戦目は6戦連続無敗中の好調ぶりに押し切られた格好だ。
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