www.gazzetta.it

「10番にふさわしい存在であることを証明したい」

今夏ユベントス加入のイタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキ(23)が背番号33を選択したと、クラブ公式サイトが伝えている。

先日、フィオレンティーナからユベントスに加入した”稀代のファンタジスタ”は10番を選択しなかった理由について次のように語っている。

「ユベントスの10番には多大な敬意が払われているし、僕はその10番を背負いたいと思っている。だが、そのためには今季、監督やコーチ、そしてチームメイトに自分が10番にふさわしい存在であることを証明しなければならない」

「フィオレンティーナでもそのようにして10番をつかみとったし、このタイミングで10番を選ぶのは間違っていると思ったよ」

「33番を選んだのは僕がキリスト教信者であるからだよ。キリスト教にとって33は大きな意味を持つ数字なんだ」

またベルナルデスキはユベントスが偉大なクラブであると思っているようだ。

「ユベントスは世界でも5本の指に入るほどの実力を兼ね備えているビッグクラブだと思っている。フットボール界全体の歴史の一部を構成していることがクラブの偉大さを証明しているね」

「ユベントスがここ数シーズン勝者のメンタリティを維持していることに僕は感銘を受けた。そんな素晴らしいクラブの一員になれた時の感情を言葉では言い表せないね」

ユベントスの10番といえば、アレッサンドロ・デル・ピエロ、ミシェル・プラティニ、そしてベルナルデスキと同じくフィオレンティーナからの「禁断の移籍」を果たしている”孤高のファンタジスタ”ことロベルト・バッジョと、クラブの歴史を形作ったレジェンドの名前がずらりと並んでいる。

この偉大な先人たちとまだ23歳のベルナルデスキを比較することは少々早計かもしれないが、それでもファンタジスタとして絶大なポテンシャルの持ち主に対するティフォージの期待は膨らむばかりだ。