不調のユベントス、経営面にも直撃…「2億5430ユーロの損失だが大幅に改善された…」
2022/09/24
Football Italia
収益は4億4,300万ユーロ
ビアンコネーリはピッチでも不調だが、経営面でも大きな打撃を与えているようだ。
とくに昨シーズンはマッシミリアーノ・アッレグリ監督を再招集しても国内では無冠に終わり、カンピオナートでは4位に終わっている。
大きな収益を得られるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもベスト16で大会を去っており、非難が集中していた。
ユベントスは現地時間23日、取締役会を開催。理事会での結果を公式サイトにて報告している。
「2021年7月〜2022年6月までの収益は4億4,300万ユーロだが、年間の損失は2億5,430万ユーロになりました」
「問題の予算は我々の背後にあるパンデミックの影響によって依然として強く条件付けられています」
「2022年7月1日に始まった現在のシーズンは、不利な状況の影響を受けたにもかかわらず、大幅な改善を予見しています」と今後の見通しを併せて報告した。
つづけて「『パフォーマンスシェア』と呼ばれる金融商品に基づく報酬計画を提出することを決議しました」
「計画は『2023/2024〜2027/2028シーズンまで』とし、自己株式の購入と処分を承認する提案がなされました」と報告した。
クラブ首脳陣は若き才能を積極的に獲得し、現戦力のランニングコストを下げ、年俸の上限を決めるなど尽力している。
これまでの乱脈経営の「ツケ」を払っている現状だが、健全経営に戻るための戦いはもう暫(しばら)くつづきそうだ。
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