シメオネの構想外

今夏でアトレティコ・マドリーからのローン契約を満了するFWアルバロ・モラタ（29）だが、移籍の報道から一転、ビアンコネーリに残留する可能性があるようだ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』が現地時間31日、その詳細について報じている。

モラタに関するユベントスとロヒブランコス（アトレティコの愛称）の契約には、3500万ユーロの買い取りオプションが付随している。

しかしビアンコネーリ側にこの金額を支払う意思はなく、出来るだけ安くこの背番号「9」をチームに留めさせたいようだ。

これについて同紙は「モラタはディエゴ・シメオネ監督の構想には入っていない」

「そのため、ユベントスの希望は最終的に1500万ユーロから2000万ユーロの金額で同クラブが妥協することだ」

「今後数日以内にビアンコネーリはアトレティコへオファーを提示するだろう」と報じた。

しかし一方で「アトレティコは同選手の減額を望んでいない」とも併せて伝えており、今後の展開が気になるところだ。

今夏にはイスラエルで親善試合を行うと報じられている両クラブだが、果たしてこのスペイン代表はどちらのチームでプレーすることになるのだろうか。