著者：J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城

土壇場のダニーロ弾で難敵アタランタにドロー！ 来季のCLに向け4位をキープ

セリエA第25節が現地時間13日に行われ、ユベントスは敵地ゲヴィス・スタジアムでアタランタと対戦。

76分にMFルスラン・マリノフスキーに強烈な一撃を叩き込まれて先制を許したものの、最後の最後にCKからDFダニーロが頭で同点弾を決めてドローに持ち込んだ。

UEFAチャンピオンズリーグの出場権を争う直接対決は、序盤から激しい攻防が繰り広げられた。

ユベントスは立ち上がりから、前線のアタッカー陣が立て続けにシュートチャンスを得てゴールを狙うも、アタランタのGKマルコ・スポルティエッロの好セーブもあり得点することができない。

さらに、アタランタのMFトゥーン・コープマイネルスや新加入の10番、ジェレミー・ボガの軽快な動きに苦しめられ、守勢に回る時間も多かった。

前半は互いに決定機をゴールに結びつけられず、0-0で試合を折り返す。

後半も両チーム集中し、一歩も譲らない展開が続く中で迎えた76分、ユベントスはマリノフスキーに豪快なロングシュートを決められて0-1。残り15分を切ったところでビハインドを負う。

しかし、諦めずにアタランタのゴールを目指したビアンコネーリに“女神”が微笑む。92分、パウロ・ディバラとのパス交換からフアン・クアドラードが右サイドでCKを獲得すると、それが同点弾に繋がった。

ディバラが蹴ったCKのボールをゴール前でダニーロが頭でしっかりと合わせて1-1。敗戦が目の前に迫ったところで試合をドローに持ち込んだ。

そのまま主審の笛が鳴り、ユベントスは11戦無敗を継続。5位のアタランタを抑え、4位をキープしている。

【試合結果】
アタランタ 1-1 ユベントス

【得点者】
76’ マリノフスキー
90’+2’ ダニーロ

ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ（採点&寸評）を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか？

※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点

ユベントス 【7】
来季のCL出場権を手に入れるためにも決して譲れない試合。4位と5位の対決ということもあり非常にインテンシティが高く、気の引き締まった戦いとなった。76分には、心を打ち砕かれるような豪快な一発をマリノフスキーに叩き込まれたが、それでもチームは闘志の火を絶やさなかった。92分のダニーロの同点弾は、その結晶だ。

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