OBタッキナルディ氏「カペッロはアッレグリに『ユベントスに戻ってくるべき…』」
2021/12/26
serieanews
「その上、これまでの経歴やある程度の年齢に達したことも考えると、異なるカルチョにチャレンジすることには興味がそそられるはずだ」
「とりわけ、レアル・マドリーほどのチームなら尚更だね。そのため、彼はチョイスを誤ったと私も考えているが、彼がそれを望んでいたのであれば私は何も言わないよ」
「ただ、私ならレアル・マドリーからのオファーを受け取っていたと思う」
そのアッレグリ監督率いるチームは、CLでは素晴らしい結果を収めたものの、カンピオナートではスタートダッシュに失敗。
とりわけ、格下チームを相手に勝ち点を取りこぼし、一時は4位争いからも遠ざかっていたが、なんとか4位と勝ち点差4まで縮めた単独5位で前半戦を折り返した。
その前半戦を振り返り、タッキナルディ氏は、アッレグリ監督に対して10段階の内の「6」の採点を付けている。
「私なら、及第点となる“6”をつけるかな」
「大半の監督なら、プレイヤーのせいにしてチームを崩壊させていた可能性があった状況の中で、彼は経験を活かし、度胸がすわっていることを証明したからね」
「困難な状況でチームが強いプレッシャーを受けている時に、チームにそれを気にさせないようにし、落ち着かせることができたんだ。これは、彼の優れた資質だよ」
「そして、CLのグループステージを首位通過することは簡単なことじゃない。そのため、カンピオナートではこういう状況だとは言え、“6”には十分に値すると考えている」