アッレグリ監督、ヴェネツィア戦でのユベントスに「ブラックアウトが起きた」
2021/12/12
Eurosport
――今シーズンのユベントスはかつての堅固な守備からほど遠い印象を受けます。なにが問題だとお考えですか?
「失点場面はまだそこまでしっかりと見直していないが、あそこでは我々の守備に問題があったというよりも…」
「すでに後半が開始して5、6分後からチームのまとまりが無くなり、ボールを使ってプレーしなくなり、相手にボールを渡していたよ」
「それから、(マヌエル・)ロカテッリが持ち場を離れてボールに寄り、彼に当たったこぼれ球を拾った相手のFWが上手くシュートを決めたんだ」
「とはいえ我々は、相手の攻撃を受けた時に、15分間程度危険な状況を迎えることを理解できていない状態に陥ってしまうんだ」
「つまり、カルチョをすることができない状況ということだが、それは『カルチョをするな』という意味ではない」
「とはいえ、試合というのは、危険な時間帯を一度も迎えなかった前半のような状況だけで成り立っているわけではないんだよ。あの時は、試合の状況を読む力が必要だった」
「実際その通り、あの時間帯が過ぎ去ると、我々は再びゲームをするようになったし、再びヴェネツィアを敵陣に封じ込めることができたからね」
「したがって、そこからは一度も危険な状況を招くことはなかった」