tuttomercatoweb.com

「本当の価値は『過去』ではなく『現在』」

過去にユベントスで酸いも甘いも経験してきたクラウディオ・マルキージオは、今の古巣の復調をポジティブに見ている。

自身がパートナーシップを結んでいるアパレルメーカー『Red』のイベントに出席した同氏が、メディアのインタビューに応じ、ビアンコネーリの現状について語った。

イタリア紙『TUTTO SPORT』が15日にその言葉を伝えている。

シーズンのスタートダッシュに失敗し、ライバルたちに遅れを取る形でカンピオナートをスタートさせたユベントスは現在、首位クラブの背中を見ながら巻き返しを図っているところだ。

ここ数週間で、本来の勝負強さを取り戻しつつあるビアンコネーリに関してマルキージオは、「過去との比較は？」というメディアの質問に対し次のように意見を述べている。

「“過去との比較”は常に複雑なものさ。だけど、本当に価値があるのは“現在”だけなんだよ」

「確かにユベントスには、重要な選手の欠場があったり、プレーや結果で困難なことがあった。だから難しいシーズンのスタートを切ったね」

「でも今は、代表マッチウィーク前にカンピオナートやチャンピオンズリーグで示したように、その問題を克服しているように思える」

「彼らは、代表チームの試合も数多くある中で、最低限のバランスを見出すことができた。だから、再出発のための良い基盤を築けたと感じているよ」

代表マッチウィークが明け、次節ユベントスに立ちはだかるのは名将ジョゼ・モウリーニョ率いるローマだ。

果たして、チームはここまでの復調ぶりを今後も続けることができるのか。非常に注目度の高い試合になりそうだ。