昨シーズン序盤の失敗を糧に

ユベントスのDFジョルジョ・キエッリーニが新シーズン開幕に向けての抱負を語ったことを『LaGazzetta dello Sport』が伝えた。

「コンディションを整えるために、トレーニングはよくやっているよ。だけど、我々はもっと調子を上げていかなければならない。」

ユベントスはテストマッチのトッテナム戦とエスパニョール戦のどちらでも2失点しているが、キエッリーニはシステムの問題ではないと話した。

「それはシステムの問題ではないよ。我々は3バックでも4バックでも可能だ。チームメンバーの半分は早くに合流したけど、もう半分は合流が遅れてしまったね。もう開幕まで時間が無いことは理解している。だから早くあるべきレベルに戻さなければならない。多くの選手が加入し、みんなが熱意を持ってここに来る。しかし、スマートに戦うだけでは、その先に勝利はない。」

2015－16シーズンの序盤。クラブ史上最悪のスタートを切ったと言われているが、去年の轍を踏まないように意識しているようだ。

「2015－16シーズンはとても悪いスタートだった。あの時、我々は100％だと思っていたけど、実際はそうじゃなかったんだ。我々は全員がベテランであり、セリエAにおいて危険な存在だろう。だからこそ、常に勝利を目指し、勝たなければならない。」