ラツィオ、サッリの監督就任を発表! ユベントスの“懐事情”にとっても朗報か
2021/06/10
Daily Star
「250万ユーロで契約解除」
現地時間9日、ラツィオは昨シーズン、ビアンコネーリを率いたマウリツィオ・サッリの就任を発表した。
ユベントスはこの62歳のイタリア人監督をわずか1年で解雇したが、2019年に2022年6月30日までの契約を結んでいたため、契約が満了するまで支払い義務が発生する。
昨シーズン終了後にサッリ監督を解雇したユベントスだが、今シーズンも同監督とそのコーチ陣にも年俸を支払いつづけていた。
今年3月17日、イタリアメディア『Calcio e Finanza』はビアンコネーリがサッリ前監督とコーチ陣に支払う“満額”の詳細を伝えていた。
同メディアは「サッリが2022年6月末日までに他クラブの指揮官に就任しない場合は、総額およそ1730万ユーロを支払い義務がある」
「しかし、2021年6月末日に他クラブに就任した場合は250万ユーロを支払うことにより、ユベントスとの契約を解消することが可能な条項が付随している」と主張。
ビアンコネーリは「サッリ新監督」の誕生により、多額の人件費を支払うことなく、250万ユーロで決着することになりそうだ。
来シーズンより強豪ラツィオを率いることになったサッリ前監督だが、ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督との「智将対決」は注目を集めそうだ。
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