La Stampa

「最善の救済策」

アンドレア・ピルロ監督が率いるビアンコネーリは、窮地に立たされている。

現地時間5月2日にスタディオ・フリウーリで開催されるウディネーゼ戦でユベントスが勝ち星を落とせば、「ピルロ監督の更迭」を主張するメディアが多数派となっている状況だ。

「ピルロ・ユベントス」継続のためにも、必勝が求められるチームに朗報が届いている。

伊紙『TUTTO SPORT』など多数イタリアメディアは28日、FWフェデリコ・キエーザとSBダニーロがウディネーゼ戦に出場する可能性が高いことを報じた。

同紙などは「ダニーロは100%回復し、ウディネーゼ戦は先発に復帰するだろう」と主張。

キエーザについては、「間に合う」と報じるメディアが多数を占める中、先発出場は少数派で、「ベンチスタートが濃厚」の論調が多数派となっている。

イタリア紙『LA STAMPA』は29日、「現在ユベントスが侵されている“病気”を完璧に治す薬はない」

「だが、キエーザの復帰はゴールを生む最善の救済策のひとつ」とイタリア代表FWに期待を寄せた。

これまで「ピルロ・ユベントス」の根幹を担ってきたダニーロと、“違い”をみせてきたキエーザの復帰は、指揮官としてまだ若いピルロ監督を“救う”活躍を期待されている。