「ヴェローナ戦では、このブラジル代表MFの代役を任せられる可能性を秘めた20歳のジョカトーレをピルロは最後まで起用しなかった」

「監督として“若い”ピルロが『プリマヴェーラのジョカトーレに大役を担わせるのは危険』と考えても不思議ではない」

「だが、ビアンコネーリのMF陣は過密日程の連戦で疲弊し、現在『緊急事態』にある。ファジョーリは『救世主』になることはできないが、賢いジョカトーレだ」

「判断のスピードは20歳のレベルではない。スペツィア戦に先発しても不思議ではない」とチームの「41」に最大級の賛辞をおくっている。

同紙が主張するように疲労困憊のチームに、若いフレッシュなジョカトーレの力が必要なのは誰の目にも明らかだ。

今後のスケジュールを考えれば、スペツィア戦でこの20歳のジョカトーレの起用は充分考えられる。

しかしピルロ監督は、前日会見でファジョーリに胃腸に問題があることを述べている。

それでもマエストロ（ピルロの愛称）が、この緊急事態にどのような決断を下すか。試合開始まで注目だ。