「私がユベントスで指揮を執るようになって初めてのスコアレスドローだったとは気付きもしなかった」

「とはいえ、強いチームとの対戦だったわけだから、このスコアは勝利に値するものだったのは間違いない」

このように試合を振り返ったピルロは、「スーペルコッパの制覇とコッパ・イタリアの決勝進出は、1年目に設定していた目標だった」と語った。

「新人監督として、このようなシーズンが送れると予想していたか？ そう願っていたよ」

「スーペルコッパの制覇とコッパ・イタリアの決勝進出は、新人の私が設定していた目標だったんだ」

「これからは、チャンピオンズリーグの試合について考えなければならないけれど、とにかくこのポイントにたどり着けたのは、毎日熱心に仕事に取り組んできた成果だよ」

「ジョカトーレ（選手の意）の時の方がもっと楽だった。良いパフォーマンスをしようと試合をすることだけを考えていれば良かったからね」

「一度試合が終われば、そこで全てが終わっていたんだ」

「一方で監督の場合、試合が終わるとすぐにその次の試合について考えなければいけばい」

「様々なことを考える必要があるから完全に異なる職業だよ」